2019年12月25日

感動に乾杯

一年の慶は元旦にあり

と言うことで、元旦に走り初めをする人も多いことでしょう。私もその一人です。だいたい10kmを1時間位かけて走っています。今年も健康で過ごせてお腹がへっこむようにとの思いを込めています。

そんな、おっさんのジョギングの二倍のスピードで二倍の距離を走り、仲間のために伝統の襷を継ぐのが、お正月の風物詩こと箱根駅伝。東京箱根間往復大学駅伝競走。だいたい20kmの区間を約1時間で走ります。マラソンを良く観る人なら判ると思いますが、フル・マラソン42.195kmを2時間強で走るので、だいたい10kmを30分のペースです。もっと細かくすると1kmを3分のペース、100mを0.3分(18秒)のペース、10mを0.03分(1.8秒)のペースです。
箱根駅伝 襷1.jpg
1月2日に東京大手町の読売新聞社前を出発して、箱根の山を登り芦ノ湖までの5区間を5人で走る往路。翌1月3日に箱根の芦ノ湖をスタートして出発地点の東京大手町の読売新聞社前に戻って来る5区間を5人で走る復路。
箱根駅伝スタート.jpg
Google Mapで調べると109kmです。
箱根駅伝 Google.jpg
世界に通用するマラソン・ランナーを育てようと1920年(大正9年)に始まりました。来年正月の大会が第96回目、関東学生陸上競技連盟が主催し、参加校は関東の大学となっています。
箱根駅伝 瀬古.jpg
出場校
出場チームは20校です。
1東海大学
2青山学院大学
3東洋大学
4駒澤大学
5帝京大学
6法政大学
7國學院大學
8順天堂大学
9拓殖大学
10中央学院大学
11東京国際大学
12神奈川大学
13日本体育大学
14明治大学
15創価大学
16筑波大学
17日本大学
18国士舘大学
19早稲田大学
20中央大学

上位10校が翌年出場出来るシード権を獲得します。
11位以下は予選会を経て出場権を獲得します。
箱根駅伝予選会.jpg
予選会は東京都の西部にある西多摩最大の街・立川市にある国営昭和記念公園で10月中旬(体育の日近辺)に行われます。各チーム10人以上最大12人までがエントリーして上位10人の合計タイムで競われます。
出場20校の他に出場を逃した大学から選抜されて関東学生連合チームが編成されて出場します。
箱根駅伝 襷.jpg

コース
東京大手町の読売新聞社前 ⇔ 芦ノ湖 神奈川県箱根町
往路(1月2日) 8:00スタート
1区21.3km読売新聞社前鶴見中継所
2区23.1km鶴見中継所戸塚中継所
3区21.4km戸塚中継所平塚中継所
4区20.9km平塚中継所小田原中継所
5区20.8km小田原中継所芦ノ湖

箱根往路.jpg
復路(1月3日) 8:00スタート
6区20.8km芦ノ湖小田原中継所
7区21.3km小田原中継所平塚中継所
8区21.4km平塚中継所戸塚中継所
9区23.1km戸塚中継所鶴見中継所
10区23km鶴見中継所 読売新聞社前

箱根復路.jpg
スタートの駆け引き、最長区間のため各校エースを投入するエース区間の2区、山上りの5区、山下りの6区 がレースの行方を左右すると言われていますが、全区間 目を離せないレースが展開されます。

ゼッケン
〇〇大
-△
数字にも意味があります。:最初の数字は昨年の順位、△:エントリーした時の数字(出場選手登録をしてから変更すると走る区間と違う番号になります。当日の朝まで選手変更が可能なので、怪我や調子を崩しての交代、戦略的に他校のエントリーを見ての変更があるみたいです。既に駆け引きが始まっていると言うことです)
箱根駅伝ゼッケン.jpg

箱根の山は天下の険 のくだりで始まるテレビ中継、日本テレビが総力をあげて1987年(昭和62年)から生中継しています。それまではラジオで聞いていた記憶があります。毎年熱い戦いが繰り広げられ、お茶の間に感動を届けてくれます。年末年始にゆっくりとテレビを観ているとついついお笑いのバラエティー番組ばかりで飽きてくるころに、学生の清々しい姿が新鮮に映ります。

サッポロ★ビールが協賛しているので、テレビでは美味しそうなCMが流れます。おせちをつまみながら、ついついお屠蘇も進みます。爽やかな学生を応援しながらお正月ならではのデザインのビールは、おせちに負けないしっかりとした味わいの黒ラベルです。

こちらから

沿道で応援される人はくれぐれも選手の妨げになるようなことはしないようにしましょう。

昼からは身体が二倍くらいある人たちの熱い闘いのこちらにも注目してみてください。


posted by ビールで乾杯 at 12:20| Comment(0) | 日本のビール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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