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日本のビールはほとんどが黄色いピルスナーと言う種類です。ピルスナーはラガーの一部です。世界的にも最も飲まれている種類です。ビールの本場英国ではエールが好まれていますが、世界的にはチェコ発祥のピルスナーが主流となっています。
例えてみると、寿司のサーモンをいつも食べているようなもの。サーモンは北米や欧州、豪州でも良く捕れて甘くてくせが無いので世界的に人気がありますが、寿司発祥の日本では、鮪(マグロ)が一番人気で、サーモンはその一部、大トロ、中トロ、赤身、エビ、タマゴ、アナゴ、シメ鯖、ヒラメ、ハマチ、アジ、イワシ、サンマ、イカ、タコ、赤貝、ホタテ、イクラ、ウニなどなど他にも沢山美味しいネタがあるのに知らないようなもの。勿体ないですよね。
色んなビールを楽しんで、自分のお気に入りを見つけてみませんか。
世界一高いビール
Antarctic Nail Ale
オーストラリアにあるネイル・ブリューイング Nail Brewing's
2010年に南極の氷山の一部をオーストラリア・タスマニアで回収して溶かして作った限定30本のオーストラリアのペール・エール。シー・シェパード環境保護団体に全額寄付されます。一本$800~$1,850で販売されました。
世界一安いビール
Bia hơi
ベトナムの生ビール。ビア・ホイは、フランス語のビア bièreとホイはガス。街中の小さなバーや屋台で売られている。一杯$0.15くらい。アルコール度は3%くらい。
世界一濃い(アルコールの高い)ビール
Snake Venom
スコットランドのBrewmeisterで造られた。Snake Venom(スネイク・ベノム)は、蛇の毒と言う意味。アルコール度67.5%。
世界一苦いビール
Alpha Fornication(アルファ・フォニケーション)
カナダのFlying Monkeys(フライング・モンキーズ社)
ビールの苦さを示す値は、ホップの成分であるアルファ酸の濃度を示すIBU(International Bitterness Units)で表現されます。このIBUが2,500で、日本のビールは15~30なので、苦みは100倍近くになります。
世界一売れているビール
雪花ビール
中国
さすが世界一人口の多い中国。
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ご紹介したのは、極端なものばかりですが、世の中にはこんなにも変わったものがあるんですね。いつものビールをたまには少し違ったものに変えてみるのも世界観が広がり良いかもしれません。
因みに私のお気に入りはこちらです。